虹路 KOMICHI [日中合作舞台芸術・映像作品]
11月 04

もうそろそろ、日本メンバーが生の中国人に接するときが来るので、
ここらで、みんなに伝えておきます。
中国人というものを!!!!!!

誤解されない様にまず言っておきますが、私中国大好きです。
みんなと同じくらい、中国の仲間が大切です。
そして何より、中国に、上海戯劇学院に、中国の人々に感謝しています。
この感謝は、私は一生忘れないでしょう。

で、本題。
みんな、色んな本を読んだり、私の話しを聞いたりして、中国人に対して、色々想像していると思います。
しかし、実際触れ合えば、ましてや、こんな必死なとき、確実に摩擦が生じてしまうと思います。
なぜか。

1.中国人は自己主張のみです。でも、それが中国の文化なのです。相手を重視する日本人は、そういう彼らに不満を抱く事もあるでしょう。

2.計画は立てません。明日何が起こるかなんて、誰も知らないからです。だから、いつも稽古の時間は、その日の数時間前にしか決められません。

3.自分はあまり動かないが、上手くいったら、コピーする。こつこつ地道にする日本人は、ずるい!!!!と思うかもしれませんが、これ、中国の常識。

ここは、中国。中国文化を受け入れるしかない。でも、私達までもが、中国人と同じようになってしまえば、この企画、確実に失敗します。だから、結論。

☆日本人が中心になりこの企画を進め、マリア様の様な広い心で中国人スタッフと接しましょう。ちょっとした事でイラつかない。異文化交流とは、そういうものです。
私が以前から、日本サイドで創っていってほしいと言い続けていたのは、こういう理由なのです。

でもね、3月からこの企画を中国人とやってきて、その主要スタッフの彼らに、少しずつ人と協調する事、日々書き換えられる予定表、、、、そんな事が受け入れてもらえかけています。

どういう事かというと、例えば予定表なんて、3月の時点では、せっかく渡しても、持って帰るの忘れられたりしてた。でも、今は、常備して、それを見て話し合いをしてくれるようになりました。

こういうちょっとした事。日本人同士でなら、全然苦労しなくて良い所で、つまづきます。
でも、イライラしない!!!!!これ、モットーに頑張ろう。

誤解をしないでね。でも、覚悟を決めて下さい。中国は日本とは、全然違います。

井上明子text by INOUE AKIKO


10月 28

中国人メンバーと台本を渡すのと同時に、
どのように稽古を進めればいいかを話し合いました。

すると・・・・・
「時間がないから、とにかく日にちを決めて集まるようにしよう」
という私の発言に対し、
「時間がなくても創れる方法を探そう」
と、いう答え。
「曜日を決めるより、集まれるときに集まって、できる所から創っていったら良い」
・・・・・なんとも、広大な台地、中国大陸からの、発言です。
ある意味頼もしかった。

そして、以下の様に、今の所は結論付きました。

中国サイドで創れる所は、中国人メンバー三人がそれぞれ場面担当して、
一人一人が自分の場面を責任を持って構成する。
そして、その場面に必要な人と共に一緒に場面を創っていく。
また、日本の部分は日本で。
日中合作の所は、11月に日本人が来てから考える!!

どうだ、中国大陸、広いぜ、大らかだぜ、急がないぜ!!!!!
特に最後の日本人が来てから考えるってとこ、凄いです。。。
そんな結論になるとは・・・。
いつもなら、きっと、そんなんあかん!!と言っていた私ですが、
今日はやたらと逞しく見えて、「そうやな」と言った。

しかーし、日本人の私は、稽古スケジュール、組み直します!!!!
日本人は日本人らしく、中国人は中国人らしく、
今はそんなスタンスです。

井上明子text by INOUE AKIKO


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